北村の著書である、資格で1800万稼ぐ法や最短最速非常識合格法で紹介した先生方のエピソードです。
他の成功事例もたくさんあります。
社労士の開業塾(プロゼミ)の卒業生である桑原先生は、もともとはプロミュージシャンでした。
開業後、仕事が軌道にのった時、桑原先生の言葉が印象的です。
「自分はミュージシャンを志していたので、他の先生より圧倒的に知識と社会経験がない。その分仕入にお金を使いました。特に2年目までは売り上げのほとんどを全部仕入に使ってしまいました」
「仕入」この意味が分かっている資格者の方は少ないのが実情です。勉強ではなく「仕入」とあえて使っているところが、成功する資格者のポイントではないでしょうか?
現在は研修講師として大変活躍されています。今でも「勉強≒仕入」を続けていらっしゃり、大手上場企業からも依頼を受けるほどに活躍されています。
松下先生は専業主婦から転身、3年目にしてOL時代の年収を超えた先生です。
松下先生は、「自分の気持ちに素直に行動してきたら、行き着いた先がここだったんです。ただ、気持ちに素直に行動しただけなんです」とおっしゃっています。
松下先生の場合、税理士事務所の中で独立する形で社会保険労務士として働かれていました。その事務所のお客様向けにセミナーを実施して、そこから徐々にお客様が広がっていったそうです。
会計事務所や税理士事務所とタイアップしてワンストップで問題解決ができる事務所運営は増えています。
松下先生はこの税理士事務所とのアライアンスを後輩に譲り、次のステップに進まれています。
8年間のサラリーマン生活を経てダブルライセンスと専門性で活躍中
大阪で開業されている橘先生は、行政書士と社会保険労務士のダブルライセンスで外国人雇用を専門として活躍されています。
開業3年目、橘先生は事務所に朝早く出ることを一つのルールにしました。そして早く出ていることがお客様にもわかるようにしようと、朝一番で問合せがあったお客様に電話をするということを始めました。「社長さんは朝が早い人がおおいんです、また、朝のうちにいろんな問題を処理したいと考えます。ですから、朝早くから事務所にいるということを印象づけていれば、朝早くに相談を受けることができます」とおっしゃっています。
外国人労働者を雇い入れた建設会社が、仕入れ先なども広がり外国人を雇う費用以上の効果が上がった例や、外国人労働者の活用により、販路が広がった例など多数の成功例をお持ちです。
また、続けているということが、お客様の信頼になるとも橘先生はおっしゃっています。
資格業はすぐに受注できるビジネスではありません。3年前に相談された方からの依頼や、5年前に一度仕事の依頼を受けた人からの再度の仕事依頼ということは当たり前の世界です。
スーパーのパートタイマーから店長へ。スタッフが笑顔で働きがいをもって仕事に挑める職場づくりを追求するうちに1年間で売り上げが3倍、来店客数が3倍になったそうです。
人材育成・組織活性化こそが真の顧客満足・顧客感動につながると確信され、社員、パート、アルバイトがチームとなり笑顔になる仕組みを作られました。その後、企業研修・人材育成のコンサルタント会社を設立されました。
より深く企業の人材育成にかかわるために、平成19年12月に中昌子社会保険労務士事務所を開業されました。
医療、介護、理美容業界の人材育成、しくみづくりに力を注ぎ「感動と感謝と輝きを」をテーマに人材育成・組織活性化のために全国をとびまわり、現在まで延べ3万5千人の研修、人材育成をおこなっていらっしゃいます。
短大卒業後14年間福祉施設で人事総務およびケースワーカー業務を経験され、平成18年6月松山純子社会保険労務士事務所を開業されています。
現在、障害年金を中心に、就業規則の作成・変更、助成金の活用提案、給与計算、雇用・人事・賃金・労働時間の相談・労働社会保険の適用、創業支援などを主な業務として、他士業(司法書士・税理士・中小企業診断士・行政書士)と連携し、広いネットワークでトータルサポートをしていらっしゃいます。